「かわいそうおばさん」と呼ばれているかもしれないことをご存知ですか?
「薄着でかわいそう」「靴下履かせてもらえなくてかわいそう」「粉ミルクでかわいそう」「一人っ子でかわいそう」「こんな小さい頃から保育園に入れられてかわいそう」などetc。
昔からよく見られた場面ですよね。
今のお母さんたちはそんな『いらんお節介』な人に「可哀想おばさん」という名前をつけて共有しているそうです。
言ってる方も悪気がないどころか親切心で言ってることがほとんどだと思います。
でも普段から育児で頑張っている母親に「かわいそう」と伝えることは、こちらが思う以上の精神的ダメージを与えてると同時に「悪者」にしてしまっているのです。
子育てはそれぞれの時代のやり方があり、世代間ギャップから出る摩擦は仕方ないかもしれません。
大事なのは相手を思いやる気持ち。
同じ「かわいそう」でも私自身は「お母さんがそんなに思い詰めた顔をしてたら子どもがかわいそうやで。
もっと肩の力抜いたら?」と母に言われ、ほっとしたことを思い出しました。
どうせなら「いらんお節介」ではなく「嬉しいお節介」をしたいものですね。
【くすのき瓦版3月号】